HOME > いぼ痔の切らない治療(ジオン)

いぼ痔の切らない治療(ジオン)

ジオン注射(ALTA療法)とは

ジオン

軟膏や坐薬を使った方法では効果がない、脱肛したいぼ痔(内痔核:Ⅱ度~Ⅳ度)に効果を発揮するのが「ジオン注射治療(ALTA療法)」です。

ジオンの成分としては、硫酸アルミニウムカリウムとタンニン酸を含んでおり、注射を使って痔核に注入し、痔核を小さく固めて退縮させる。この治療法(硬化療法)は、今までの硬化療法よりも優れ、1度で効果を発揮することから、手術とほとんど同様のの根治性があると言われています。平成17年度から保険適用となってからは、、当クリニックでもいぼ痔(内痔核)の日帰り手術の6割以上の割合をしめております。

ジオン注射

このジオン注射は、治療後も排便の習慣が悪いために、いぼ痔が再び大きくなった場合でも再度注射ができ、「なるべく切らずに痔を治療する」方法として有効です。
しかし、全ての脱肛を伴ういぼ痔(内痔核)をジオン注射(ALTA療法)で治療できる訳ではなく、患者様の症状の程度によっては、結紮切除法による日帰り手術になるケースやジオン注射を併用するケースもあります。

ジオン注射

ジオン注射(ALTA療法)の治療方法ですが、右図のように内痔核の粘膜を4箇所に分けて注射を行う4段階注射法を行います。図のような粘膜が腫れてできた内痔核にはジオン注射(ALTA療法)はとても有効ですが、実際、脱肛した症状の患者様は、肛門管といって皮膚部分も腫れている場合がほとんどです。

治療が取り入れられた当初は、皮膚部分にはジオンを注射できないと考えられていましたが、ある一定量であれば有効であることがわかっています。内痔核への4段階注射に加えて、皮膚部分にも注射を行うので、5段階注射法と言います。内痔核の粘膜部分に加えて皮膚部分である肛門管部分に腫れた症状がある方にもジオン注射(ALTA療法)が有用であるという可能性が増えたと言えます。

ジオン注射治療後、内痔核に注入した硫酸アルミニウムカリウムを尿から排泄させるために十分な水分を摂取して、ご自宅で安静にしていただく必要があります。身体的には、翌日から仕事をできる状態になりますが、2日は自宅安静にされた方がその効果を発揮しています。

ジオン注射(ALTA療法の副作用)

当クリニックでは、累計で4000例以上のジオン注射(ALTA療法)を実施していますが、重篤(じゅうとく)な副作用なく治療を行えております。治療後の肛門周辺の軽い痛みや違和感も翌日にはほとんど消失しています。

手術を受けた1~2週間後に、軽い排便時の出血を訴える例がまれにありますが、ジオン注射(ALTA療法)後は原則として1週目に再度お越しいただいております。患者さんの患部の状態を診察し、注入軟膏を処方していますので、それを1週間程度しようしていただくと、肛門からの出血は回避することができます。

ジオンの成分であるアルミニウム化合物を体内に注入することに懸念される方がいらっしゃいますが、ジオン注射(ALTA療法)後に十分に水分補給を行うことで、約24時間以内に体内から尿として排泄されるので問題ありません。

痔の日帰り手術専門クリニック お電話でのご予約はこちら TEL.03-3425-5220 〒156-0052 東京都世田谷区経堂1丁目14番13号